「最近の子は」という考え方に対して私の思うこと -
やみなべ
2018/09/04(Tue) 17:22:56
正直に言うと私は30代なので、自分を「最近の子」という年齢だとは思っていませんが、いじめ問題に関してこの言葉が使われることに違和感を強く感じています。(最近のいじめは手口が巧妙で、残酷で、証拠が残りにくいという管理者のお言葉は私も実感するものなので、そこに反論している訳ではありませんが。)
というのは、高校時代文系で勉強していた身として言うと、相手の立場を考えず排除・差別するような意味・用途の言葉って、昔から使われてきた日本語の中にもいくつもあるからです。
そしてニュースに上がる醜聞はほとんど社会人世代の起こしたものですし。気に入らない相手に対してテキトーな噂を作ったりという話はそこらじゅうにあります。あとこことは別の掲示板だと、場所によっては相談に対して、社会人とみられる回答者が、会って診ているわけでもないのに医療用語を当て推量で使うというケースとか、自分に知識もないのに「そう見えた」というだけで相手を軽々しく嘘つき呼ばわりするケースも散見しますし。本気で相談に乗りたい人の作ったスレでそういったことがあると相談者は愛想を尽かして来なくなることも多く、そういった場合スレ主(レス削除権限はない)が後からフォローしたくてもほぼ不可能なのが現状です。相談者が来なくなれば何を書いても届かないのですから。そして散々言った当人たちはそれでスレが使い物にならなくなったことを指摘されても一言も謝らなかったりします。
子どもたちはこういった言葉・腕力の使い方を平気でやる大人のことも見て、何かしらの形で悪影響を受けています。そして虐待だって、「親から虐待されて育った子が自分の子を虐待する例がある」というのは有名な話です。ですから私は今のいじめの問題は、歴史的視点と切り離して考えることはできないと考えています。
結局、子どもたちをめぐる現状を良くしていくには、私たち社会人世代が自分たちのこういった部分を直視して、襟を正していくことが、まずは大事なのだと私は思います。
子どもたちが、大人の世界に規範や目標を見いだせるかどうかは、私たち大人にかかっているのだと思います。