親に訴えることも、親孝行です。 -
phoenix
2014/03/29(Sat) 15:29:25
はじめまして。
**は、こちらの掲示板には5年間、居ました。
「子供さんの掲示板」は時々書き込んで居ましたが、殆どは、見守るだけにしていました。
みんなの方向性が(間違っているな)と、思った時だけ、書き込んでいました。
■「親に言えない、怖い」と言うのはね、普通なのですよ。
理由はね、
【親に言ったら、親が出て来て、ことが大きくなり、(見えないところで)報復される】からです。
だから、我慢・辛抱しています。
でもね、**は、長年、いじめ現場を見て来ましたが、
【親に言えないまま、いじめが自然と治まった例は、ほとんどありません】。
我慢・辛抱して、耐えきれず、
不登校になり、対人恐怖症になり、外に出られなくなった子供さん達を、たくさん知っています
■**、7年間で直接受けた相談は、55件ありますが、全部、子供さんが不登校になってから相談を受けました。
そして、50件の不登校の子供さんを、正常登校に戻しました。(残りの5件は、残念ながら学校へは戻れませんでした。戻らなかった人もいます)
■どうやったのかは、【**と、いじめを受けている子供さんの親と、タッグを組んで】、
いじめ加害者親子と向き合いました。
学校、教育委員会とも話し合いながら、【話し合いの場と、謝罪の場】を作ってもらいました。
その場で【2度といじめはしない】と約束させて、加害者親子で謝ってもらいました。
場合によっては、学校にも謝ってもらった所もあります。
なぜ?加害者親子で謝ってもらうのか?はね。
多くの子供さんは、【親が謝っている姿を見て、自分は悪いことをしたのだ】と、気付くからです。
だから、**の場合は、必ず、相手の親子に謝ってもらっています。
そして、学校にも、【2度と、いじめはさせない】と、誓ってもらっています。
そこまでして、やっと、いじめらている子供さんは、安心して登校出来るのですね。
■こちらの子供掲示板でも、【親や先生に言えない子供さん達】をたくさん見て来ましたが、
やはり、【報復が怖い】ようです。
そうした子供さんには、【親の理解】と【いじめ対処の専門家】の、両方が必要です。
【いじめ対処の専門家】は、こちらのNPO相談で可能です。
ですから、あとは【親の理解】ですね。
「いじめ」の場合、
親子の仲が良くても、子供さんが【報復が怖い】ので、親や先生に言えない人がいます。
**は、その事を、教育委員会には、いつも言って来ました。
■ですからね、**の10年以上の経験から、
【今のいじめは、親が積極的にならないと、解決は困難です】
親に言えないなら、我慢するしかありません。
でもね、【いつまでも我慢出来るものでもありません】
やがて、心が壊れてしまいます。
そうならないように、そうなる前に、親に訴えるしかありません。
親に隠して置くことは、本当の親孝行とは違います。
親孝行のためにも、【いじめを受けている】と、勇気を出すのです。
いじめ解決のすべては、そこから始まります。